成果の出ない一年だった
去年の2月に中途入社してから、1年3ヶ月くらいが経った。
この1年3ヶ月は、それまでと比較して、成果が出なかった期間だったと感じる。
なんでかな、と考えるまでもなく、おそらくその原因は、スピード感だと思う。
できることもした方がいいこともたくさんあるのだけれど、タスクの動きはさながら漏斗のように、出口へ行けば行くほど詰まってしまい、世に出るものはほんの少し、という状態だった。
なので、やってもやらなくてもどうせ最後で詰まるので、それに合わせてゆっくりやろう、ついでにGoを勉強しよう、と働いていた。
あとは、その漏斗の先を太くできるように、こそこそ動いたりしていた。
そんな感じで、資格とったりGoでゴニョゴニョ作ったりしていたのだが、ここにきて、給与についての説明会があった。
頑張ったらちゃんと給与があがるようになるらしい。
やったね!
ただまあアクセルベタ踏みするにはしがらみが多すぎるので、まずはいろいろ実績作っていこうかな。
分報チャンネルを巡回しないようにした
いま所属している開発チームでも、個人用の分報チャンネル(#times_xxxのやつ)がおのおの存在している(途中入社したときからあった)。
「そういうものか」と思って、自分用のチャンネルを作って、Twitter的な使い方をしていた。
自分も他の人も、そこにはあまり書いていないようだったので、そのときは他人の分報チャンネルには入らなかった。
もちろん、エンジニア全員用とか、社内全員用とか、プロジェクト用とか、専用のチャンネルもあって、そちらでの情報共有は注視するようにしていた。
その後、人数も増えて、いろいろな事が社内でも進むようになり、ここ何ヶ月かで、チャンネル内での情報共有が飛ぶことがあった。
「なんでかな」と思って、ぐるぐる見ていると、個人の分報チャンネルで仕事が進められているのを見た。
自分以外のメンバは、その分報チャンネルにJoinしており、人気チャンネルとなっていた。
「あーなるほどー」と思ったものの、やはりその状態には納得できなかったので、その分報チャンネルに入ることはせずに、
それからは1日1回はみんなの#times_xxxをチャンネル一覧から検索して、プレビューで見渡して、すぐ閉じる、ということをしていた。
そんなとき以下の記事を見た。
stefafafan.hatenablog.com
これと同じことが起こっているなーと感じた。
「人数が少ないほうが話しやすい、というのは理解できるけれども、情報共有はしてほしい」という旨は、
伝えてもなかなかみんなに伝わらず、まだまだタバコ部屋での意思決定は続いている。
プレビューで覗いて回って付き合い続けるのもどうかと思ったので、とりあえずこの巡回はやめることにした。
情報共有という点で、メールよりもチャットの方がまだましだと思うけれど、まだまだ使い方にも改善の余地は相当あるなと思った。
コードに嘘を書かない
久しぶりにブログを書く。リハビリがてら最近思ってることとか。
最近は、コードレビューのときの「承認」ボタンを押す自分の中のハードルが、とても下がったように感じる。
少し前までは、
- インデントが揃ってない
- コードが稚拙だ
- コードが過剰に複雑だ
- N+1になっている
- コントローラに処理が集中している
- ビューに処理を書きすぎている
- 引数が多すぎる
- Gitのコミットが大きすぎる
- Gitのコミットに余計なものが混ざっている
- PRの説明が簡素すぎて謎
など、割と基本的なところも指摘するようにがんばっていた。
しかし近頃は、(誤解を恐れず言えば)その辺は半ば諦めていて、締め切り優先という大義名分のもと、「あ、それで動いたんですね、オッケーです、承認」みたいな雰囲気で、意識的に軽く「承認」ボタンを押すようにしている。(それについてはまた何か書くかもしれない)
ただその中でも一つだけ譲れないところがあって、それが「コードに嘘を書かない」という点である。
それは、
- メソッド名と処理内容が異なっていたり、
- 変数名と中身が違っていたり、
- コメントが間違っていたり、
- 処理を変えたけどコメントを併せて変えていなかったり、
- Gitコミットメッセージが誤っていたり、
- READMEが動かなかったり、
そういう類の、いわゆる *嘘* は、(なるべく)指摘するようにしている。
「チーム開発において、嘘が紛れていることほど辛いことはない」、というのが、最近になって得た教訓だからである。