Windows で Rust の SystemTime の interval のやつとかのメモ

Rust のシステム時刻についてメモ

fn main() {
    let now = std::time::SystemTime::now();
    println!("now: {:?}", now); // => now: SystemTime { intervals: 132966473691539291 }
}

• Windows で std::time::SystemTime::now() すると、SystemTime インスタンスが得られる
• SystemTime インスタンスを {:?} で見ると、intervals という値だけ見せてくれる
• intervals は 132966473691539291 のような巨大な数字
• 中を見ると、Win32 API の GetSystemTimePreciseAsFileTime を使ってるっぽい？
  • https://docs.microsoft.com/en-us/windows/win32/api/sysinfoapi/nf-sysinfoapi-getsystemtimepreciseasfiletime
• つまり 1601 年 1 月 1 日 0 時 0 分(UTC) からの経過時間を 100 ナノ秒単位で保持してるっぽい？
• 132966473691539291 は、13296647369(秒) 153(ミリ秒) 929(マイクロ秒) 1 (x 100 =ナノ秒) ということ？
• 13296647369(秒) は、365 日で割ると、421.6 年だから、1601 年と足すと 2022 年 7 月 で大体現在であってそう。多い分はうるう年の分かな多分

SystemTime についてメモ

• SystemTime インスタンスを取得できても、やりたいことほとんど何もできないね……
  • https://doc.rust-lang.org/std/time/struct.SystemTime.html
• duration_since(), elapsed(), checked_add(), checked_sub()
• 自分で毎回計算するのは野暮すぎるし、基本的には chrono みたいなライブラリを使うのが良さそう
  • https://crates.io/crates/chrono