振り返らないプロジェクト
今日チャットにこんなことを書いていた。
前を向いているつもりが全然違う方向になってしまわないように、時々後ろを振り返ったほうがいいですね
猛進するプロジェクト
先日、携わっていたプロジェクトがようやくリリースされた。
しかしプロジェクトとして全く振り返りがなされていないので、開発をする者から見ると、あっちに行ったりこっちに行ったりの行き当たりばったりのように思われた。
とにかく完成させることに重点が置かれて、本当に体力を消耗する良くない開発だった。
歴史は繰り返す
今後も同じ面子で同じやり方を行えば、きっと同じことを繰り返す。
何が良かったかも分からないから続けられないだろうし、
何が悪かったかも分からないから同じ問題でつまずくだろうし、
何も挑戦しないだろう。
共有してこそ
一応、小さいチーム単位ではKPT形式で定期的に反省点や改善すべきことを話し合って記録している。
でもそれらを共有する場がない。
チャットは便利なシステムだけれど、スルーもしやすいしされやすい。
プロジェクト全体で見れば結局何も変わらない。
これから
自分はこの春からこのプロジェクトに入った。
どこの会社でもプロジェクトにも文化があって、実はこのやり方でそれまでうまくいっていたのかもしれなくって、それだったら余計な口を挟まない方がいいなと静観していたけれど、やっぱり良くなかったと思う。
幸い試用期間は終わったので、そろそろ改善すべきところを改善していく手始めに、今回のプロジェクトの振り返りを画策している。
努力する。